まず挙がったのは、「制服なしで服装や髪型が自由」など、「校則が意外とゆるい」と

まず挙がったのは、「制服なしで服装や髪型が自由」など、「校則が意外とゆるい」という声だ。

「生徒が勉強するために来ていると自覚してるからおかしなことしようと思わない」
「基本的に無茶する子がいないので先生の監視がゆるい」

都内だと麻布高校桐朋高校女子学院が私服通学可の進学校として知られている。制服をあえて強制しないことで生徒の自律性を高める、という狙いもあるようだ。大学受験では、誘惑に負けず、いかに自己管理するか、ということも重要になってくる。

そうした環境で学校生活を送っていると、一生懸命ものごとに取り組む姿勢ができているらしく、

「やると決めたら、行事も勉強と同じく手を抜かず完璧を目指すので、体育祭も文化祭もクオリティが高い」
「スポーツもそこそこ強い部活がある」

http://www.freeml.com/bl/15708795/341613/
http://kjbyby.net/show/b963e3i

とのコメントにも賛同が多い。それだけ主体性が育まれる、ということだろうか。

また、勉強するのが当たり前の環境なので、「勉強してる事を叩かれない」という声もある。空き時間に何人も学校で勉強していて、

「『勉強やってるの?』って聞かれて『やってる』と普通に答える。そしてお互いに教え合うのが当たり前になっている」

という。大学受験という共通の目的があるので、助け合い精神も生まれるようだ。受験勉強は長期戦になるのでモチベーションの維持にもいいだろう。「東大以外は大学じゃないと言われ最低が早慶」という環境で生き抜くのは大変だ。

「いじめはない。これはマジ」一方で、「ネットいじめがある」というデータも

また、スレッドで特に多かったのが、「いじめはない」と断言するコメントだ。

「底辺校の生徒より人間的にまともな子が多く、イジメも底辺校より少ない」

勉強の息抜きに「フィギュアを集めるオタクちゃんもいました」というが、「基本的に人の趣味嗜好を馬鹿にしない」ため、「派手な子と地味な子で会話が成立し、個性を尊重してお互い楽しく話せる」という。雰囲気の良さが伝わってきてうらやましい限りだ。進学校は男女別学のところ多い。異性の目、つまり「モテ」を気にしなくていい、という部分も影響していそうだ。

一方で、「偏差値が60前半の中途半端な進学校は足の引っ張り合いとか陰湿なイジメとかがあるけど、偏差値70を越えて来るとイジメはほとんど聞かない」というコメントもいくつかあった。

ところが、これを覆す興味深いデータもある。ベネッセの教育情報サイトによると、「ネットいじめ」が超進学校でもあることを、佛教大学教授らの研究グループが明らかにしている。ネットいじめ発生率は生徒全体で5.2%。確かに「偏差値が高くなるほど減る傾向はある」ものの、

http://kjbyby.net/show/ae1mwsb
http://faerlfajewo.asks.jp/623.html

「例えば偏差値61~65の高校では2.1%なのに、66以上の<超進学校>では3.1%に上がります」

という記述から、結局、どこにでもいじめはあると思い知らされる。スレッドにも「いじめがないと思われがちだが、ある」という書き込みは少ないが存在した。

とはいえ、相対的には3.1%は少ないし、「いじめはない」とするコメントは多数の賛同を得ている。経験者の印象では「ない」「少ない」ことは確かなのだろう。ただ、「進学校だからいじめはない」と安心しきって入学するのは危険かもしれない。もっとも、御三家を始めとした超進学校の生徒さんからすれば、こうした心配をするほうがくだらないのかもしれないが。

通常国会が閉じ、官僚たちの人事の夏が到来した

通常国会が閉じ、官僚たちの人事の夏が到来した。総理ベッタリ記者・山口敬之元TBSワシントン支局長(51)への準強姦逮捕状を握り潰した警視庁の前刑事部長、更に総理のペットと称される内閣情報官に栄達の話が。政権と運命を共にするエリートの人生すごろく。

 ***

 内閣人事局が設置されたのは、2014年5月のことである。

「国家公務員の幹部人事を一元管理する内閣官房内の組織で、安倍さんが政治主導を極めるために作ったもの」

 と、政治部デスク。

「局長は官房副長官の萩生田(光一)さんですが、実際は菅さん(義偉官房長官)が全部決めている。例えば、『ふるさと納税』を推進する菅さんと意見が合わなかった総務次官候補の昇格が取りやめになったことがありました。この候補については大臣も太鼓判を押していたにもかかわらずです」

舞台は検察審査会

 ありきたりの人事に風穴を開けるとは聞こえが良いが、何のことはない。安倍一強が続く限り、官房長官に睨まれれば見捨てられ、媚びれば逆転も可能という虚しき人生すごろくが霞が関で生まれたに過ぎない。

〈経産次官に嶋田氏〉

〈厚労次官に蒲原氏〉

http://faerlfajewo.asks.jp/425.html
http://faerlfajewo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/fawerxfawerare

 通常国会が延長なしで閉じられた後にやってくるのは、他ならぬ、官僚たちの人事の夏である。

■オフレコ懇談

 6月最終週の新聞紙面に躍った各省庁のトップ人事について、6月29日夜、菅官房長官番記者とのオフレコ懇談の場でのひと幕を、政治部記者が打ち明ける。

「度重なる人事報道に長官は“怒ってるよぉ”と笑い、番(記者)が文科省の人事が出ていないと冗談めかすと苦笑い。今後、人事を改める可能性には、“変えてやるよ。どこかは訂正の記事、出すことになるんじゃないの”という反応でした」

「菅さんが全部決めている」の言葉がよみがえってくる。ところで、菅氏はこの日午前の記者会見で、官邸批判の急先鋒として送り込まれた東京新聞社会部の女性記者と対峙していた。彼女が総理ベッタリ記者こと、TBSの元ワシントン支局長・山口敬之氏の準強姦疑惑に関し、検察審査会に申立をした詩織さんに言及。そして大要こんなやりとりをしている。

記者:当時の中村格(いたる)(警視庁)刑事部長、現・警察庁組織(犯罪)対策部長の判断で、当日の逮捕が取りやめになったことは事実として出ております。この中村さんに関し、菅官房長官が将来的に警察庁長官(への昇格)を考えているというお話を聞きました。

菅:(倦むように笑って)そういう憶測だとかですね、そういうことについての質問は控えてほしいと思います。ご本人の将来に関わることでしょう。

 将来に関わると言ったその口を拭って、当夜、報道が出た後に人事を弄(いじ)ると豪語する。そんな官房長官が寵愛する前刑事部長が直面する人事の夏を見て行こう。

http://faerlfajewo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/awersxfawer
http://cotobaco.com/faerlfajewo/

■長官・総監への「総審」

「格さんは、警察庁の総括審議官への就任が確実視されています」

 とは社会部デスク。

「このポストは、長官・次長・官房長の下に位置するもので、任務は国会対応や庁内の諸々のことへの目配りなど多岐に亘る。現在の長官と次長、そして警視総監もみな、この『総審』経験者ですから、ここから上が約束されたようなもの。格さんは“一国一城の主”といわれる都道府県の本部長を一度も経験していませんから、総審の後に神奈川あたりの本部長をやって再び警察庁に戻ってくる流れでしょう」

 以前に本誌(「週刊新潮」)は、山口元支局長不逮捕の件で中村氏を直撃しているが、その際に、

〈(逮捕は必要ないと)私が判断した〉

 と主張。個別具体の案件に答えるのは官僚の矩(のり)をこえているという声もあがったし、更にご当人は周辺に、

〈なんで2年前の話が今ごろ出てくるのか、不自然でしょ。女も就職の世話をしてほしいという思惑があったから飲みに行ったのであって所詮男女の揉め事。彼女は2軒目にも同行しているんだしさ。その就職の話が結局うまくいかなかったこととか、最近、山口さんがテレビによく出ているからという、そういうことも(告白の)背景にあるんじゃないの〉

 そう漏らしていた(※本人は否定)が、目下その人生すごろくに瑕はついていない。

「ご存知のように、格さんは菅さんの秘書官を長く務め、絶大な信頼を得ています。2人は1日1度、会うか電話をしている間柄、菅さんは彼を手元に置いておきたいに違いない」(同) 

 とはいえ、今年中にも出る検察審査会の結果如何では、盤石のエリート街道が抜き差しならぬものになるのは論を俟たないのだ。

6月初旬にシンガポールで開かれた「アジア安全保障会議

6月初旬にシンガポールで開かれた「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」。日本の外交・安全保障にとって最大のテーマの一つ、「対中国政策」が、会議での大きな焦点となりました。アジア太平洋地域で存在感を高める中国にどう向き合えばいいのか――。日本からは稲田朋美防衛相が演説をしましたが、会議に参加した日米関係が専門の神戸大学大学院・簑原俊洋教授は、「存在感は、皆無だった」と辛口の評価。「日本は大国としての自覚と威厳を持ってほしい」と指摘します。(朝日新聞政治部記者・園田耕司、松井望美)http://www.68newspaper.net/article_detail.php?article_id=6167
http://www.68newspaper.net/article_detail.php?article_id=6166


【写真特集】ランウェイに現役自衛官 礼装・戦闘服・海賊対処作業服…決めポーズ

稲田防衛相の「グッド・ルッキング」に失笑
 米国やアジアから防衛担当閣僚、政府高官、専門家らが集まった今年のシャングリラ・ダイアローグ(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)。「ルールに基づく地域秩序の擁護」と題して演説した稲田防衛相は、「東シナ海南シナ海で既存の国際法秩序とは相いれない独自の主張に基づく、一方的な現状変更の試みが継続している」と述べ、名指しを避けながらも中国の海洋進出を批判しました。

 会議では、中国が進出を強める南シナ海の問題が話題となり、参加した東南アジア諸国のメンバーからは、日米両国への期待感があったと、簑原教授は解説します。では、日本はそうした期待に応えられたのでしょうか。簑原教授の見方は厳しいものでした。

 「残念ながら、世界第3位の経済大国としての日本の存在感は、皆無だったと思います。稲田朋美防衛相の演説は英語が聞き取りにくく、また演説冒頭で、フランスとオーストラリアの女性国防大臣との共通項として、我々はともに『グッド・ルッキング(見た目が美しい)』だと大きな笑みで自信たっぷりに言い放ちました。このときの会場からの失笑は、痛々しいものでした」

北朝鮮への抗議、すごみがない
 日本はどうすればいいのか。簑原教授は、こう指摘しました。https://4meee.com/favorites/view/1343965
http://faerlfajewo.nikki.cmaker.jp/nk-20170711.html


 「私が日本に期待するのは、もっと価値観のある骨太の外交を展開して欲しいということです」

 「『リベラルな秩序と民主主義は大切であり、法の支配をないがしろにする力による現状変更は認められない』と主張するなら、例えば、対中国政策だけでなく対ロシア政策でも一貫性が担保されなければ、理念は喪失します。しかし、日本のロシア外交を見ると、日本は小国であるかのように振る舞い、自らの狭い国益をひたすら追求しているかのように見えます」

 「加えて、北朝鮮が弾道ミサイルを撃つたびに、日本の政権幹部たちがテレビカメラの前に立ち、『断じて許せない。断固として抗議する』と繰り返し言っていますが、すごみがありません」

 「北朝鮮を含め、周囲の諸国は毎度おなじみの決まり文句、すなわちジェスチャーでしかないと捉えています。日本は大国として自覚と威厳を示し、安全保障政策に対して、よりリアリズム(現実味)を持つ『シリアス・パワー』としての振る舞いを示して欲しい。そう思っています」

都議選での民進党の敗北(と言っていいと思います)を受けて

都議選での民進党の敗北(と言っていいと思います)を受けて、今井議員を始め民進党内から蓮舫民進党代表の戸籍を公開すべきとの声が上がり、これに応じて蓮舫代表が自らの戸籍を公開する意向を表明したところ、今度は、山口教授らからそれ自体差別を助長するという猛烈な反対論が上がっており、まさに百家争鳴の状態です。

 「いったいどうせいっちゅうねん!」と蓮舫代表が心の中で思っているかどうかは存じ上げませんが、その置かれた状況に心より同情しつつ私は蓮舫代表に、

 「それでも、戸籍を公開して、説明すべきです。何故ならあなたは、挑戦者だからです。」とエールを込めて申し上げたいと思います。

 1967年、国籍法改正(1984年)前に、台湾人の父親と、日本人の母親に生まれた蓮舫さんの国籍問題の事務手続きの詳細については、私自身既にいくつかの解説(  )を書いておりますので、敢えて繰り返しませんが、その後の蓮舫さんの説明等を見ると、恐らく以下の状況だと思われます。

(1)蓮舫さんは3回参議院選挙に当選しており、その際に日本国籍を証する書面を提出しているので、明白に日本国籍を有していたことは確実である。

(2)誰が手続きをしたのかは不明だが、日本国籍取得の届出だけをしており、日本国籍選択宣言や台湾国籍離脱の手続きはしていなかったと思われる。

 但し、私自身法務省に確認した所で、当初法務省は台湾の特殊性からこの手続き(日本国籍取得の届出のみ)で問題ない(自動的に台湾国籍を離脱する)と説明していた可能性が高い。尚昨今の流行りの忖度なのか、この問題が公衆の耳目を引いて以来突如、法務省は「個別の問題には答えられない。」という回答に変わっている。http://faeopruoou.asks.jp/798.html
http://faeopruoou.asks.jp/549.html


(3)その後蓮舫さんは、日本国籍選択宣言を日本に提出しており、現在二重国籍は正式に解消している。これにより蓮舫さんがこれから公開する現在の戸籍には、恐らく近時日本国籍となった事が記載されている。

 従って、蓮舫さんが戸籍を公表してその経緯を説明した場合、(2)の部分で、あれやこれやと批判を受けると思います。

しかしそれでも私は、おそらくは原因の一端となったであろう法務省の説明の変遷への言及は必要最小限にとどめ、ここは潔く、「私が手続きを分かっておりませんでした!」(世の中の誰もが分かっていなかった可能性が高いにしても、自分が分かっていなかったこと自体は事実ですから。)と謝罪し、しかし全く悪意はなかった事、現在は問題は解決している事を丁寧に説明すべきだと思います。それが、国民が公党の代表に求める説明義務を果たすという事だからです。

 これだけで非常に大変な事ですが、その上で私は、蓮舫代表は、山口教授等が指摘している、「差別主義的な人が悪意をもって誰かの国籍に対して疑義を呈してあげつらった場合、何の義務もないのにそれに応えなければならない前例を作り、差別を助長する。」という懸念にも応えるべきだと思います。
 そのために、会見の最後には是非、

「私は日本の民主主義を支える公党の代表であり、誰にもまして強い説明責任の義務が課されている。その説明責任の義務を果たすために戸籍を公開したが、この様なことは、正当な権利を持ちながら認められず、その実現のために世の中の様々な場所で頑張っている他の多くの方々に、適用されてはならない。

日本国憲法14条は、全ての人は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されないと明確に規定している。法令上の義務もないのに、人に、人種、信条、性別、社会的身分、門地他の開示を迫ることそれ自体が差別なのだ。私は、差別のない日本を、作りたい。」という趣旨のメッセージを付け加えて欲しいと思います。http://www.freeml.com/bl/15709043/136151/
http://www.freeml.com/bl/15709043/136152/


 蓮舫代表は、この二つ、(1)自らの手続きの不備を潔く謝罪する事(2)しかしこれが差別を助長する前例となってはいけない事を、真摯に、明確に、しかし余裕と、一握りのユーモアをもって国民に訴えるべきだと、私は思います。

 勿論それは並大抵のことではないと思いますし、極めて高度なプレゼン能力と、ある種の人間力を有することでしょう。
 しかし、挑戦者であるという事、殊に、マイノリティの挑戦者であるという事は、そういうことです。
 トランプ大統領がキャンセルしたホワイトハウス記者会で代役として演壇に立った、インド系移民の子供でイスラム教徒のコメディアン ハサン・ミナージュ氏は演説の中でマスコミの責任に触れ、会場の記者たちに次のように呼びかけました。